いちばんコンパクトなHTMLというのは、どういうものでしょうか。
それを見る前に、このページのHTMLを見てみましょう。
まだまだ、続きます。
と言うより、本文はまだ、始まってすらいません。
では、できるかぎり文字をそぎ落として、最低限必要なものだけを残すと、どうなるでしょうか。
<html>
<body>
テストページです。
</body>
</html>
以上です。
これだけあれば、いちおうは、表示されます。
表示結果を確認してみましょう。 → 確認する
さて、あなたが学び始めるには、どちらが良いでしょうか。
大切なのは、はじめから完璧なものを目指さない、ということです。
もっともコンパクトなものから学び始めて、HTMLの機能を一つずつ学びましょう。
ところで、HTMLでは、水平線を引いたり、改行したりという機能を実現する記号を、タグと呼びますが・・・
このテキストでお伝えするタグは、たったの10個程度です。
しかし、学び終える頃には、「なるほど、HTMLって、こんな感じなんだ!」という感触をつかんでいることでしょう。
このテキストで、あなたにお伝えする内容は、次のようなものです。
どれも、丁寧に説明してあります。
特に、初心者の方にはむずかしいと予想される「表を作る」については、10ページも費やしています。
このテキストで説明しているのは、ごく基本的な内容でしかありません。
しかし、その後についても、自分で学んで頂けるように、分からないことの調べ方、検索の仕方についても、具体的な例を挙げて説明してあります。
ある程度、込み入った内容になると、人から教えてもらっても、また自分で学び直さなければなりません。
それよりは、自分で調べた方が早いのです。
基本的な感触をつかめたら、後は、自分で調べながら進む。
それが、王道です。
このテキストで、私が目指したもの。
それは、「自分が学び始めたときに、こういうテキストがあったら、HTMLという世界にスムーズに入っていけたただろう」というものです。
通常、私が新しいことを学び始めようと思うときに買う書籍の数は、10冊以上です。
そこから、自分の学習段階にフィットするものを、その都度、選んで読み進みます。
けれども、はじめの感触がつかめるまでが、いちばんつらい部分です。
そんな、はじめの難関を、らくらくとクリアしてもらう。
これが、このテキストのコンセプト、狙い、です。
一般的に、書店などで売られている書籍では、キレイなホームページを作ろうとするあまり、むずかしい内容が、はじめからたくさん盛り込まれすぎています。
でも、まずつかむべきなのは、「HTMLとはどういうものなのか」、ということです。
つらくても、面倒でも、とにかくカッコイイものを、はじめから作りたい。
そういう方は、このテキストは買わないでください。
基本からしっかり学んでいけば、だんだんと、簡単に進んでいけることを知っている方。
あるいは、知らないけれど、それを感じたい方。
入り口の部分で、苦しんでいる方。
そういう方のために、書きました。
お力になれれば、幸いです。
近藤 樹尋
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